画家 齋藤芽生の日記


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夜影記 ホーチミン篇



ベトナムを訪れたのは3回だが、仕事の関係上結構じっくりと滞在できたからか、撮った写真の枚数もかなり多い。
ホーチミン市は行くごとに現代的な都市化、中国資本による巨大ビルの建立などが進んで風景が変わりつつある。ぎっしりひしめき合う朝夕の道路の「バイクの大河」や、行商姿の人々の絵になる身のこなし、ただでさえ極彩色な市場の色合いが渾然一体となって、感覚の情報量を処理しきれない状態で滞在していた。


台北やソウルに感じた「旅人のメランコリック」を、そこまでホーチミンで感じたことがない。表情豊かにかつ勤勉に朝から晩まで街で働く人々のリズムに乗せられて、ともかく一日一日をぐいぐいと生きていこう、とフットワークが力強くなる街だ。
バイクのスピード感、路上でかち合う瞳の表情、人々の様々なシルエットの乱反射を慌ただしく表現したかった。



この曲はGarageband付属の打ち込みを利用したので、ドラムには安定感がある。本当はもっと単純な 8ビートや16ビートを使いたかったが、見つからなかった。リズムギターパートとベースライン二種類は、キーボードで一生懸命鍵盤を叩いて入力している。
スヌーピーの登場人物にいつもおもちゃのピアノを叩いているだけのシュローダーという子が出てくるが、まるでそんな感じで私も大きな背を丸めて鍵盤をひたすら叩いた。



これがエレキギターの生音だったら、そして自分がギターなど弾けたらどんなにいいのにか、と思わされる。鍵盤だって両手で同時に弾けやしないのだ。
しかし、作曲(?)する行為は本当に楽しい。この映像には別の今までの曲を取っ替え引っ替えしていたが、最後の最後に、勢いで一曲考えて録音したのだった。結果、町のイメージに合ってきたと思う。


夜影記 ホーチミン篇_e0066861_01221048.jpg
夜影記 ホーチミン篇_e0066861_01262968.jpg

現地ではドローイング&コラージュ花輪も制作した(2014年)。いつもの自分の作品と違い、ベトナム関係の作品にはほとんど人物像が登場する。映像にも一瞬だが何シーンかこれらの絵が出てくる。


# by meo-flowerless | 2022-10-16 00:56 |