画家 齋藤芽生の日記 Twitter/ @meosaito


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2016年4月の日記

2016年4月の日記

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by meo-flowerless | 2016-04-03 15:47 | 日記

卒業修了式

昨日は大学と大学院の卒業式。宮田学長の卒業式での最後のパフォーマンスを見る。

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by meo-flowerless | 2016-03-26 12:05 | 日記

2016年3月の日記

2016年3月の日記

読む
by meo-flowerless | 2016-03-23 04:56 | 日記

事情

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顔まで変えてしまった経歴詐称の人への袋叩きが、メディアで繰り広げられているらしい。
「そいつは昔から嘘つきだった」と、今まで出番の無かった知人たちが過去を広める。
その人物の昔の滑稽なあだ名を記事で知ってしまい、かえってやるせなさを感じる。



ふと読んでいた新聞記事の下のほうに、あるドラマの広告が載っていた。
寺島しのぶ主演の、ある女性犯罪者のドキュメンタリードラマだった。
その女性と言えば、顔の整形を繰り返しながら逃亡を続け、時効ぎりぎりで捕まった有名な犯罪者だ。彼女の人生は、【顔】と言う映画にもなっていた。



片方は本物の犯罪者だ。上の二人の罪の重さを、同列で語ってはいけない。
とにかく外野の人間には、「過去を書き換えてまで実人生から逃げ続けること」への興味が潜んでいるようだ。罪からの逃避度、逃亡の距離、嘘の飛躍具合、が大きければ大きいほど、映画化したり伝説化したりする。



某野球監督夫人の経歴詐称が話題になって、周囲の芸能人たちが手のひら返したようにバッシングをしたことがある。
雑誌広告の見出しでそのさわぎを見ながら、母がボソと言ったことが忘れられない。
「まわりで罵倒する人間に、きれいごと言ってんじゃないよ、って思う。あの時代はみな色々やって生き抜いてきた世代のはずで、経歴の秘密の一つや二つある人も多い。その裏には抜き差しならない事情もある。人なんて後ろ暗いところも探せばあるのよ。けどその嘘の部分だけ取り出して、鬼の首を取ったみたいに優位に立とうとする人間は、必ずいるね」
母は穏やかに見えても、こういうことに関して苛烈な物言いをする。
たいてい、世間のゴシップの騒ぎ方とは逆の視点だ。



母のその言葉を聞いた頃だったと思うが、私は松本清張に魅かれていた。
断罪以前に被害者と加害者含めた人間たちの「人生を網羅する視点」に興味を持った。



いろんな大人を知って生きてきたからかもしれないが、「あの人の正体は結局何者なんだろう」と不明を感じさせる存在に、魅かれることがある。
人の嘘と謎。演出でもなく詐欺でもない、「やむにやまれぬ」「人には言えぬ」が絡んだ不分明もあるということを、よく考える。
【ゼロの焦点】に出てくる、失踪夫の二重生活など、今実際には想像がつかないが、父母の時代や祖父母の時代のさまざまな人の話を思い出すと、さぞそういうこともあっただろうと思うのだ。



何一つうしろ暗いところの無いきっぱりと清廉な人、それはそれでいい。けれど、うしろ暗くないのが全ての正しさの基準みたいになって、その価値観でしかものを見れない人となると、苦手だ。
人は生きていると、何かしら「立場」というものを手に入れる。手に入れ、それから逃れられなくもなる。
自分が「立場」から逃れられない圧迫を、私達は、無意識に小さな逆襲に変え、どこかで晴らす。
その矛先として格好なのが、「立場」に脆弱な嘘がある人、「立場」をそもそも持てもしない人、なのだろう。



野村芳太郎の【砂の器】の映画はビデオで見るずっと前の幼い頃から、母からイメージを刷り込まれてきた映画だ。
「ピアニストの青年が最後のピアノを弾くその音楽にあわせて、父親とたった二人で日本中をさすらい歩いた記憶の風景がずっと映し出される。暗い日本海の波打ち際とか風に揺れる草原がね」
一度思春期に観たとは思うが、改めて昨日観た。いつのまにか泣きながら観ていた。



日本人が日本の風景を知る映像として、【砂の器】を観るといい、と思った。
この背景に横たわる事情は、一人の人間の思いや屈辱を越えている。
戦後の日本を現すドキュメンタリーで素晴らしいものはあるだろうが、松本清張というフィルター、さらに野村芳太郎が映像詩にしたというフィルター、が「一つの時代のどこかに視点として共有されていた」という点に興味がある。
この風景を見、この親子を見て、「実際観たことの無いものであっても確かに知っている」と言える人はいると思う。しかし、表面上の差別的言論統制と引き換えに、この種の甘い涙に誘われることもかえって許されない。今はそんな時代だ。



人間は、生きていれば何かしら、逃げ隠れしなければならない事情が出来るかもしれないのだ。
何が起こるかわからない。
「逃げ隠れるその先は、もう人間界からはみ出し、亡き骸と成りさがる」
と世論は幻想する。
けれど、逃げる人間、隠れる人間の、その漂流のときにしか見ていない強烈な光景は、確実に存在するのだろう。
by meo-flowerless | 2016-03-18 18:25 | 日記

日記

ソチオリンピック終わる。
競技自体を張り付いてみていたわけではないが、楽しめた。
一つには、憧れのロシアの地でのオリンピックだということ。
小さい頃モスクワオリンピックを観ることができなかったゆえ、今回は初めて観るロシアの表現の底力みたいなものを感じた。


特に開会式と閉会式は、心の奥に来る感動を感じた。
北京の「壮大さ」とも違う感動、古いのだとバルセロナやアルベールビルもよかったが、ああいう「趣向の美しさ」と違う感動だ。
普通の欧米圏が24色の色鉛筆で何かを描写しているとしたら、ロシアは60色くらい使っているのではないか、という思いがする。
それは単なる虹色的なカラフルさという意味ではなく、エモーションの翻訳をそのくらいの振幅で使い分け演出することが当然、というような感じの意味である。
人間の内面と内面同士の疎通を普通に信じている、複雑さの表現である。

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by meo-flowerless | 2014-02-24 04:18 | 日記

日記


タイムライン上で言葉を言い放ちながら会話が進んで、時間がどんどん前に進んでいくようなことが怖い。それが感情的な応酬になっていくと、そこには本当に、優越と苛立ちの繰返ししか見えてこない。


どうしても自分の言葉を反芻するタイプだし、例えれば書庫に大事にしている本の中から、何度も言葉を引っ張りだしたい。
独り言を磨き抜きたい。
名前の付けられない感情や意味のわからない情景がしまわれてる箱、みたいなものに自分はなりたい。
見る人が勝手に自分の感情と照らし合わせ、見たい時好きなように閲覧する百科事典、みたいになりたい。


人としてちゃんとした発言を、とか、ましてや公人として公人らしき文言を、なんて求められることがいやでしょうがない。しかもそういうたぐいの要請は加速性があるから。


人と対面していたとしたって本当は、意味のある・ためになるセリフなんか一切吐きたくない。
意味が無くても情は流れる、と信じていたい。
でも、そうもいかないらしい。
by meo-flowerless | 2014-02-04 20:31 | 日記

日記

人が集まって白紙から何かを作ることそのものよりも、
既に色が付いて重さのある複数の人生がどうしようもなく交錯すること、の方に、
自分は多くを学んだ気がする。
その重さや傷が身体にあって初めて、ではその身体を使って白紙から描いてみようか、
と言えるんだと思う。

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by meo-flowerless | 2014-01-10 14:02 | 日記

正月

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みなさま、あけましておめでとうございます。
乾かず、ツヤありで行きましょうね。


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仮眠景・初夢


途中まではよく敵の動きを読んで動けていたのに、駅前で失敗した。
相手の懐に入り過ぎ、逃げ後れた。隠れるしかなかった。
ブロックでいくつかに仕切られたごみ捨場の壁際に、相手から死角になるよう、身体をよせた。
数人の敵は気付かず、私のいる場所を越えて過ぎて行った。

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by meo-flowerless | 2014-01-01 00:01 | 日記

大晦日

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みなさま良いお年を!
by meo-flowerless | 2013-12-31 18:02 | 日記

日記

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短編小説連載『香星群アルデヒド』開始は年明け、一月十日からを目指している。
自分は小説家じゃなくて絵描なので、どうしても絵のイメージが下地になる文章だけど、小説書いていくことに対しては、とても楽しさを感じる。

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by meo-flowerless | 2013-12-28 21:00 | 日記