画家 齋藤芽生の日記 Twitter/ @meosaito


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2017年6月の夢

2017年 6月の夢



夢。
旅先の知らない町。旧友や親戚など大人数で、駅の改札で待ち合わせ。夜からカラオケをするのだ。集合まで15分くらい時間があり、ふと待ち合わせ前に、以前行った公園の池の水鳥が見たくなる。
夜の心細い通りをどんどん公園に向かうが、こんなに遠かったか、と思い焦る。寂しさ極まりない郊外の大通りには、読めない文字看板の店か、猛スピードのトラックしかいない。



やっとの思いで公園の池に。
夜というより、砂で埋め尽くしたような色の空。池に浮かんだ氷河のかけらの上や下を泳ぎながら、深緑の美しい川鵜が魚を捕っている。静寂のなか色々川鵜に話しかけると、何も答えはしないものの、スローモーションで魚捕獲の場面を再現してくれる。
私より貫禄があり、老鳥なのだろう。飽きずにずっと、静かな美しい鳥を見ていて、ハッと携帯がなっているのに気付く。


集合場所で母が、いつまでたってもあらわられない私に困惑している、と言う。もう集合時間から50分も過ぎている。慌てて寂しい道路を走って駅に向かうが、面白いほどに、あと一歩でたどり着かない。遠ざかってはちかづき、近道をしては間違え。
目当ての改札への駅のコンコースや階段を間違え、鋭角三角形の引き込み線路や、埃っぽい資材置場や、コクヨのファイル売場や、ダイエーの廃踊り場などにどうしても辿り着いて、抜けられない。


しまいには「引越会社のCM」の中に入り込んでしまう。
CMには赤いキャップの運送屋・石原さとみが一人で出演しているが、狭いガレージに斜めにトレーラーを駐車しており、行き道が左右とも塞がれて抜けられない。石原さとみは困ったように腰に手を当て笑ってみせるだけだ。


こっちこそ困っていると、先輩運送屋の男が何故か私に、運送屋の荷物運びのやり方を伝授し始める。背丈より高いものが乗る台車にうず高いコクヨファイル(膨張して一冊一冊が巨大化)を積み、何度も狭い事務所の廊下の角を台車で曲がる練習をさせられる。しかしなんども台車をぶつけ「君のターンは俺のより遠周りで円周がでかい」といびられる。


母は電話で待ち合わせの皆が呆れて待っている、と急かしてくる。それを聞き心細くて泣きそうだ。
いっそ、先ほどの池の水鳥のところにしきりに戻りたくなる。皆とのカラオケなんかどうでもいい。
美しくて優しい、孤独な鳥だった。何かをしきりに伝授していた気がした。
夢から覚めてもしばらく水鳥の言わんとしていたことを考えていた。

6月20日

薄水色のトコロテンの一本一本の先端が星の形になっている、押し出し式の流星群。

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巨大な真珠の表面に紅色のステンシルでザツな花模様が吹き付けてあるうえに、黒いスプレーも重なって吹き付けているのが、夜に浮かんでいる。

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星をくりぬいた紫の切紙が付着したオレンジのクラゲが、「マジあの場で結婚の話とかねーし」とAKB的なことをボソッと呟く。

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昔の中央線の運転席に入れてもらった瞬間、みるみるうちに足元から、無数のオレンジの円形が増殖しながら視界に広がった。

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中国の白い壷。青いアヤメの豪華な図柄、花弁の一枚が鳳凰のしっぽみたいに長く、一枚だけ横に飛び出してうねっている。そういう壷を暗い中でストロボ焚いて撮った時の青暗い色合い。

by meo-flowerless | 2017-06-06 04:41