画家 齋藤芽生の日記 Twitter/ @meosaito


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年忘れ

最も尊敬する師のひとりS先生のご自宅で、大人の美食会が行われた。
普段私にとって第二の家庭のようになっている職場の、同僚助手と講師と学生と、S先生ご家族の持っている懐かしく心休まる雰囲気で、文句無しにこの一年の全ての疲れを払拭できた。




S先生本当にありがとうございます!
腕自慢の助手たちが完全にシェフになり、もう食べきれないくらいおいしい魚介類を頂いた。
S先生の奥様のご好意で以前も頂いたのだが、北海道の若い漁師さんからの取れ立ての贈り物であった。
料理の旨味って、本当にただ食べ物から出るダシだけではない気がする。その場の雰囲気とか料理する人の心によって、心から舌鼓を打てる美味に化けるのだ。うちの職場の助手さんたちはただ料理がうまいだけではなく、人をじわりと泣かせる料理が作れる希有の才を持っている。



S先生の家のデザインの面白さに驚愕し皆で『お宅拝見』のように何度も眺めては批評し合う。
幾何学的ながらも野生の木の素材が生かされた、不思議な階段や階段の裏側や吹き抜けが入り組んだ、迷宮のような家である。入った瞬間思わず「ピラネージだ!」と思った。
いや、さすがにこんなにまでではないけれど....
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S先生のアトリエには膨大な本がびっしり壁の書庫に収まっていた。書斎のようなアトリエ。夢である。みんなが何故か私に新居を建てろ建てろと言う。いつか、必ずこういう自分の心休まる、気に入った家に住みたいな、と思った。
二階からまわりの畑が一望できる全面硝子張りのお風呂には、参加者一人一人ゆっくり浸かり、極上の旅館気分を満喫させて頂いた。うちの研究室のシェフ助手が風呂に入った途端みんなで外に出て、その畑から、ガラスで透け透けの入浴シーンを見物した。うまくボカシはかかっていたが助手は立ち上がって全裸を曝していた。




先日私の所属する画廊でも、アットホームかつ話芸の爆発力に満ちたクリスマスパーティーがおこなわれた。その日は、私は真っ赤な花柄のドレスに赤い鹿の角はやしておった。
だいたいが皆おしゃべりなのだけれど、何故かわからないが芸人並みに皆話術が巧みで、いうことのすべてが一発ギャグのようだった。
手作りのパンに、荒川事務所のHさんが開発し輸入しているレバノンのオリーヴオイルをつけて食べると、本当に美味しい。
このオリーヴオイルはそれこそ本当にいろんな意味で、いろんな人の思いがこもっている旨味があると思う。おすすめなので是非試してみてください。



はっと気づくともうこんなに年の瀬になっていた。
今年は今まででも特に、まわりの人びととの人間関係に助けられ、今まで考えたことのない発想や学びの知恵を与えられ、孤独を脱し心を安定させてもらった一年だったと思う。
その分絵の方が若干遅れているので、来年はマジで集中したい。
今年かなり他者から満足感を得たので来年は一年くらい誰とも喋らず一人で制作に没頭していてもいいくらいだ。残念ながらそんなわけにはいかないけれど。



来年はどんなに学校の仕事が忙しかろうが、とにかく絵のことしか考えない年にしたい。絵書いて、本をいっぱい読んで、あといいかげんにもうそろそろ女としても身を固めようかなーと思っている。二人揃ってすっトボケているから道は遠いけどね。
にしても、クリスマスを一ヶ月も前に間違えてた不思議な男よ、本当に頼むぜ。
by meo-flowerless | 2010-12-26 11:09 | 日記